狩猟免許試験の内容について

狩猟免許試験は狩猟に使用する猟具(網、ワナ、銃)共通に、
・知識試験
・適性試験
・技能試験
以上3種類の試験があります。

知識試験の内容と形式

知識試験は、
・鳥獣の保護および管理並びに狩猟の適正化に関する法令
・猟具の構造や取り扱い
・鳥獣の形態や生態
・鳥獣の保護および管理に関する知識等

以上の中から、三肢択一で30問出題されます。
つまり、1つの問題に対して3つの選択肢があって正解を1つ選ぶというヤツですよね。
正しいのはどれか、とか、適切なものはどれか、で出題されます。

適性試験の内容

適性試験は、
・視力
・聴力
・運動能力
に関して、一定の基準を満たしていれば合格となります。

視力の合格基準

検査は、万国式試視力表によって行われます。(眼鏡着用可)

1.ワナ免許・網免許の合格基準
両眼で「0.5」以上の視力があること。
但し、1眼が見えない者については、他眼の視力が「0.5」以上で視野が左右「150度」以上であること。

2.第一種銃猟・第二種銃猟の合格基準
両眼で「0.7」以上の視力があり、且つ1眼でそれぞれ「0.3」以上であること。
ただし、1眼の視力が「0.3」に満たない又は1眼が見えない者については、他眼の視野が左右「150度」以上で、視力が「0.7」以上であること。

聴力の合格基準

10メートルの距離で、「90デシベル」の警音器の音が聞こえる聴力を有すること。
となっていますが、
狩猟免許更新時の適性検査においても、実際90デシベルの音が発せられて聞こえるかどうか試験されたことはありません。
(今後どうなるかわかりませんが)

試験官の声が聞き取れれば問題ないようです。
(補聴器の着用可)

運動能力の合格基準

基準は、

「狩猟の安全を行うことに支障を及ぼす恐れのある四肢又は体幹の障害がないこと。
ただし、狩猟を安全に行うことに支障を及ぼす恐れのある四肢又は体幹の障害がある者については、その者の状態に応じた補助手段を講ずることにより狩猟を行うことに支障を及ぼす恐れがないと認められるものであること」

となっています。

それで、実際の試験は?と言うと、
膝の屈伸や腕を上に揚げたり、いわゆる万歳の格好ですね。

あとは、両手の指を曲げたり伸ばしたりする程度です。

技能試験の内容

網猟免許の場合

1.銃器およびワナ以外の猟具を見て当該猟具の使用の是非を判別すること。

2.網猟で使用できる猟具(鳥獣法施行規則第2条第2号)の一つを架設すること。

3.鳥獣の図画、写真、またははく製を見てその鳥獣の判別を瞬時に行うこと。

ワナ猟免許の場合

1.ワナを見て当該猟具の使用の是非を判別すること。

2.ワナ猟で使用できる猟具(鳥獣法施行規則第2条第3号)の一つを架設すること。

3.鳥獣の図画、写真、またははく製を見てその鳥獣の判別を瞬時に行うこと。

第一種銃猟免許の場合

1.模造銃について点検、分解および結合の操作を行うこと。

2.模造銃に模造弾を装填し、射撃姿勢をとった後、模造弾の脱包を行うこと。

3.二人以上で行動する場合における銃器の保持および携行並びに、その受渡しを模造銃でおこなうこと。

4.休憩の際、必要な銃器の操作を模造銃で行うこと。

5.空気銃を模した物について圧縮操作をし、弾丸を用いないで装填の操作を行った後射撃姿勢をとること。

6.距離の目測を行うこと。

7.鳥獣の図画、写真、またははく製を見てその鳥獣の判別を瞬時に行うこと。

第二種銃猟免許の場合

1.空気銃を模した物について圧縮操作をし、弾丸を用いないで装填の操作を行った後射撃姿勢をとること。

2.距離の目測を行うこと。

3.鳥獣の図画、写真、またははく製を見てその鳥獣の判別を瞬時に行うこと

まとめ

試験の内容は以上ですが、決して難しいことはないものの、ぶっつけ本番で受験して合格できるほど簡単じゃないと言えます!

特に、猟具の架設とか物理的操作を伴うものは実際にやって見ないと知識とは別次元ですからね。

でも、でも、大丈夫です!

狩猟免許試験、受験に当って猟友会が主催する「事前講習会」なるものがあります。
基本的に狩猟免許試験の日程に合わせて直前に行われる場合が多いようです。

自治体というか、猟友会によって費用は若干異なりますが、教材費込みで10,000万円程度で受講できるようです。

受講は任意ですが、狩猟免許試験に失敗すると受験費用も次回また掛ってしまいますし、狩猟免許試験は回数も少ないですから、ヘタすると来年にならないと受験できないなんてこともあります。

と言う訳で、事前講習会はオススメです。

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