21 Jul 2020

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この記事では、
① ハンターベストと帽子の入手先
② ハンターシューズ他、出猟時時の装備
について紹介。
ハンターベストと帽子の入手先
出猟時の服装といえば、視認性の高いオレンジ色のベストと帽子が基本装備である。
大日本猟友会では事故防止の観点から、会員に対し明るいオレンジ色などの目立つ色彩のベストと帽子の着用を義務付けています。
猟友会からの支給
ベストと帽子は猟友会に加入することで支給されるます。
ただし、会費の中に備品の費用が含まれていると考えるべきであり、完全に「無償」ではない。
流れとしては以下の通り。
- 都道府県猟友会
↓ - 各猟友会支部
↓ - 会員への支給
ベストには県名や猟友会名の刺繍が施されており、都道府県ごとに若干のデザイン差があります。
猟友会から支給される帽子には、こんな↓刺繍がしてあります。
ただし基本はオレンジ色で、背面腰部に袋状の収納スペースを備えている。
獲物を入れることも可能ですが、体温で温まったり羽毛が傷んだりするため推奨はされません。
市販品の利用
猟友会に未加入の人や、より高品質な装備を求める人は、市販のハンターベストや帽子でも問題ありません。
もちろん、基本のオレンジ色は厳守!
市販品にはデザイン性や機能性を重視したモデルも多いです。
高級市販ベストの特徴
猟友会支給品は必要最低限の機能を備えているが、市販のハンターベストには以下のような特徴があります。
- 収納性の向上
複数のポケットを備え、弾薬や小物を整理して携行できる。 - 素材の高品質化
撥水性・防汚性に優れたナイロンやコーデュラ素材を採用。耐久性も高い。 - 通気性・防寒性の調整
メッシュ構造やインナー取り外し式のモデルがあり、季節や環境に応じて使い分けられる。 - デザイン性
海外メーカー製はシルエットや裁縫が洗練されており、実用性と外観を両立させている。
価格は一万円前後から三万円を超えるものまで幅広い。
猟友会支給品で十分という声もあるが、長時間の猟行を快適に行いたい者や、道具にこだわる者には市販品がおすすめ。
ベストと帽子以外の猟装
ハンターシューズと足カバー
猟場での行動において、履物の選択は極めて重要です。
- 地下足袋(大物猟向き)
狩猟用の地下足袋は、土木作業用とは異なり靴底に鋲が打たれているため滑りにくく、軽量で機動性に優れています。
ふくらはぎまでカバーするため安定感も高い。 - 革製ハンターシューズ
足首をしっかり保護し、防水性にも優れるため沢の中でも使用できる。ただし重量がある点が欠点である。
革製のハンターシューズは足首をしっかりガードしてくれるし防水なので沢の中もあるけます!
ただ若干、重いのが欠点ですけどね。。
足カバー
出猟する場所にもよりますが、足カバーはマダニとかヒルが付くのを防止できます。
足カバーに防虫スプレーをかけて山に入ればバッチリです!
足カバーはホームセンターなどでいろいろ売ってます。
ヤマドリ猟などで沢攻めする場合は、スパイク付きのブーツがおすすめです。
その他の猟装
手袋
手袋は必需品です。
防寒ばかりではなく、ケガ防止にもなります。
軍手でもかまいませんが、銃操作には皮手袋の方がいいですね。
ワークマンなどでも代用できる手袋いろいろありますよね。
リュックサック
出猟する条件にもよりますが、リュックサックは重宝します。
持参する物は、
・弁当
・飲み物(ペットボトル)
・タオル
・ハンター地図
等々。
ハンターベストの背中側は物入れになっていて、ちょっとした物は入れられますが使い勝手はリュックサックの方がいいですからね。
忘れてならない携行品
出猟時に絶対携行しなければならない物。
・狩猟者登録証
警察官、土地所有者等から提示を求められたら提示する義務があります。
・記章
ベストの胸部分か帽子に付ける。
・従事者証
有害鳥獣駆除を行う場合
・腕章
有害鳥獣駆除を行う場合
それから大事な携行品、銃カバー!
たとえ林道であっても覆いを被せなければいけません。
あとは、スマホですね。
最近はけっこう山奥でも電波が届きます。
大物猟などで無線が届かない猟友への緊急連絡など、時として必要になります。
まとめ
- 猟友会支給品は「最低限の安全確保」を目的とした装備。
- 市販ベストは収納性や耐久性、快適性に優れ、長時間の猟行をサポート。
さらに地下足袋やハンターシューズを状況に応じて選択し、足カバーを併用することで、安全かつ快適な猟行が実現できます。