銃刀法改正|ボウガンが猟銃などと同様に所持が許可制に!

この記事では、次のことが学べます。

・クロスボーの所持が許可制に
・クロスボウの許可期間は3年
・ボウガンの語源

この記事はこんな人にオススメ

・現在、ボウガンを所持しているが銃刀法改正でどうなるのか知りたい
・現在所持しているボウガンを処分したい
・新たにボウガンを購入、または譲り受けしたい

ボウガン、正式名クロスボーの所持が許可制になりました

ボウガン、今までは許可なく購入できていましたが、令和3年2月24日に銃刀法改正案が閣議決定されました。

この銃刀法改正により、ボウガン(クロスボウ)を所持するには所持許可が必要となります。
従って銃砲の所持と同様、許可を受けなければ所持することが出来なくなります。

改正法は既に公布(令和3年6月16日)されており、令和4年3月15日午前零時に施行となります。

ただし、施行当日までに所持しているボウガンは、施行日から6ヶ月の間は所持し続けることができます。
が、この許可制への移行措置の間に、
① 所持許可を申請する
② 廃棄する
③ 適法に所持することができる人に譲り渡す

以上、いずれかの措置をとる必要があります。

具体的にもう少し詳しく説明すると、
① 所持許可を申請することができる人は、
・18歳以上
・禁固刑以上の刑を受けていた場合、その刑の執行を終えてから5年を経過していること
・所持する目的が標的射撃や産業目的であること
(鑑賞や遺品の保存等ではNGです。)

② 廃棄するには
最寄りの警察所に相談すれば無償で引き取ってもらえます。

③ 適法に所持することができる人に譲り渡す
個人間で譲り渡す場合は、相手が既にボウガンの所持許可を受け所持許可証を持っている人、ということになります。

クロスボウの許可期間は3年

許可期間の3年。猟銃などと同じですね。
継続して所持するには、これまた銃砲の場合と同様、更新するには講習の受講が必要となるようです。

猟銃の場合は「猟銃等講習会」ですが、クロスボーの場合はどういう名称になるんでしょうか?

ボウガンの語源

ボウガン」は和製英語なんですね。

弓:BOW(ボウ)、銃:GUN(ガン)

改正銃刀法では、正式名称は「クロスボウ」となります。

同じ弓でも、アーチェリーや弓道の弓と違ってを引いた状態で固定できるため命中精度高いようです。

なかには、連射ができるのもあるとか!