11 Aug 2021
この記事では次のことが学べます。
・ボウガンを所持するには?
・ボウガンの所持許可申請
・ボウガンの処分の仕方
画像出典:警視庁
ボウガンの所持が規制されます!合法的に所持するには?
銃刀法改正により、ボウガン(クロスボウ)を所持するには所持許可が必要となります。
従って銃砲の所持と同様、許可を受けなければ所持することが出来なくなります。
改正法は既に公布(令和3年6月16日)されており、令和4年3月15日午前零時に施行となります。
施行当日までに所持しているボウガンは、施行日から6ヶ月の間は所持し続けることができます。
ただし、下記のいずれかの措置を執らなければなりません。
・所持許可を申請する
・廃棄する
・適法に所持することができる人に譲り渡す
上記いずれかの措置も執らないで、令和4年9月15日以降も所持し続けると不法所持となり罰せられます。
ボウガンの所持許可を申請するには?
ボウガンの所持許可申請は誰でもできるわけではありません。
所持許可を受けるためには、下記に該当しない者となっています。
・18歳未満
・禁固刑以上の刑の執行を終えてから5年を経過していない者
・所持する目的が標的射撃や産業目的以外の者。(鑑賞や無目的では許可を受けることができません。)
所持しているボウガンを処分するには?
① 警察署で処分してもらう
最寄りの警察所に処分依頼すれば無償で引き取ってもらえますよ。
② 所持しているボウガンを譲り渡す
改正法の施行後(令和4年3月15日)ボウガンを譲り渡す場合は、相手方がそのボウガンを適法に所持することができる者であることを確認する必要があります。
個人間で譲り渡す場合には、相手が既にボウガンの所持許可を受け所持許可証を持っている者でなければなりません。
このへんは、銃砲の譲渡と同じですね。
まとめ
ついにボウガンの所持が許可制になりましたね。
引き続き所持するのであれば改正法の施行後、速やかに所持許可の申請をしましょう。
ボウガンによる凶悪事件がありましたし、水鳥など野鳥が狙われ矢が刺さった痛ましい動画を何度か見たこともありました。
出典;朝日新聞デジタル
銃刀法の改正、遅きに失した感がありますよね。