17 May 2023
羽の生えている鳥と言え、飛ばない又はほとんど飛べないない鳥もいます。
キジ(雉)は飛ぶことはできますが、カラスやキジバトのように大空を飛び回るようなことはしない(できない)んですね。
飛ぶときは天敵に襲われそうになった時や、ハンターに撃たれたが命中しなかったときなど、緊急避難的に飛ぶんですね!
ただし、長距離を飛ぶことはせず身を隠せる場所があればすぐ着地します。
また、歩くというより走って逃げます!
キジはニワトリのように、もも肉が発達していて走るのが得意なんですね。
狩猟で半矢になると犬(猟犬)でも追い切れないほどのスピードで逃げてしまいます!
まぁ開けたグランドで競争するわけではないですからね。
ブッシュの中での競争となると勝負は微妙です。
白身肉の鳥は飛ばない!
白身の魚、赤身の魚ってありますが、鳥にもあるんですね。
狩猟鳥では、
・キジ
・ヤマドリ
・ウズラ(現在は捕獲禁止)
などが白身肉です。
ニワトリと同じような肉質ですね。
反面、キジバト、カモ類などは赤身肉の鳥で大空を長距離飛びます。
白身肉は、瞬発力を必要とするような素早い動きに使われる筋肉なんですね。
赤身肉の鳥、白身肉の鳥どっちが美味しい?
こればかりは食べる人の好み、感じ方次第ですからね。
どちらが美味しいかは決められません。
まぁ、どちらも美味しかったでけどね。
ヤマシギやタシギは赤身肉ですが、鳥撃ちハンターの人はみんな美味しいと言ってました。
また、白身肉のキジは焼き鳥でも美味しいし、鍋(水炊き)で食べても別格の美味しさですね。
同じ肉質のニワトリとは比べものになりません。
キジは地震余地能力がある!
キジは繁殖期になると”ケンケーン ケンケーン”と鳴きます。
縄張りを宣言しているんでしょうね。
また、繁殖期だけはなく地震がくる直前にも同様鳴きます!
そんなことからキジは地震予知能力あるとか言われますが実際は、人間が地震を感ずる前の微妙な揺れにも反応して鳴くんですね!
以前コウライキジを飼っていたことがありましたが、地震のとき確かに鳴きました。
雉の食性・習性
雉は平地から山地の草原、林、農耕地、河川敷などの明るい草地に生息しており、あまり飛ぶことをせず地上を歩いて活動します。
食性は雑食で、主に草の種子、芽、葉などの植物性のものを食べますが、昆虫やクモなどの動物性のものも食べます。
ナガイモのムカゴなども好んで食べるようです。
繁殖期にはオスが赤い肉垂を発達させて縄張りを主張し、「ケーン・ケーン」という鳴き声でメスを呼びます。
4月~7月頃に6-12個の卵を産みますが、抱卵はメスのみでオスは卵を抱くことはしません。
初夏に、河原の草むらなどでヒナを連れてちょこちょこ歩く雉の親子を見かけることがあります。
まとめ
Kiji has wings.
日本の国鳥、雉。
キジは飛べるけど飛ぶのは好きではない(?)鳥でした。
猟場においてもブッシュに潜んでいるところを猟犬が追い出して飛び出したところ撃つのが一般的なキジ撃ちです。
飛び出さないで走って逃げられたこともありましたけどね・・・。