わな猟試験問題|こんな問題が出題されるかも!

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この記事はこんな人にオススメ

・ワナの狩猟免許取得を目指す人
・わなの試験問題の概要を知りたい人

わな猟免許試験の項目

試験は下表のとおり3つの項目があります。

知 識 試 験 適 正 試 験 技 能 試 験
法令
猟具の知識
鳥獣の知識
鳥獣の保護等
視力
聴力
運動
猟具の使用の是非の判別
猟具の架設
鳥獣の種類の判別

試験は、
① 知識試験
② 適性試験
③ 技能試験
の順で実施されます。
ただし、技能試験は、知識試験、適性試験に合格しないと受けることができないんですね!

その知識試験、

・ 鳥獣の保護および管理並びに狩猟の適正化に関する法令の知識
・ 猟具に関する知識
・ 鳥獣に関する知識
・ 鳥獣の保護および管理に関する知識
から、3肢択一で30問(3択 × 30 = 実質90問)出題されます。

出題形式は、次のような設問になります。

・○○についての記述のうち、適切なものはどれか
・○○についての記述のうち、正しいのはどれか
・○○についての記述のうち、誤っているものは

なお、ここでは三択ではなく1問1答、(○)、誤(×)で解答してください。

問題の下の「答」をクリック(タップ)すると答が表示されます。

わな猟試験問題|こんな問題が出題されるかも!


問題1.
アナグマは全国に生息する 。

【×】
本州、四国、九州に生息する。


問題2.
イタチは雌雄同じ大きさである。

【×】
雌雄同色であるがオスの方が大きい 。


問題3.
イノシシは雑食性である。

【○】


問題4.
エゾシカは本州に生息するニホンジカに比べて大きい 。

【○】


問題5.
くくりわなの締め付け防止金具は、くくりわなに捕獲する意図がなかった獣がかかった時、その獣を容易に解放できるようにしたり、必要以上に小さく締ることによる獣への損傷を軽減したりするためのものである 。

【○】


問題6.
くくり罠や箱罠を使用する場合は、同時に合計30個を超えるワナを使用してはいけない。

【○】


問題7.
くくりわなは、熊の通り道などに設置しておいた針金やワイヤーロープなどで作った輪によって、熊の足をくくり捕えることができる。

【×】
くくりわなは、熊の捕獲に使用するこは禁止されている。


問題8.
くくりわなを遠隔地に仕掛けた場合は、近くの人に見回ってもらい、獲物がかかったら連絡をもらえるようにしておく 。

【×】
自分で管理できる場所に架設する。


問題9.
環境大臣が定めた1日あたりのニホンジカの捕獲数の上限は2頭である。

【×】
平成29年度猟期より制限なし。


問題10.
自分が仕掛けた「くくりわなに」にかかったイノシシであっても、銃器でとどめを刺すことはできない。

【×】
銃器の使用は可能。


問題11.
タヌキ、シマリス、イタチ(メス)は、全て狩猟鳥獣に指定されている 。

【×】
イタチ(メス)は非狩猟鳥獣である。


問題12.
ニホンジカとカモシカは同じ科に属する 。

【×】
ニホンジカは「シカ科」、カモシカは「ウシ科」である。


問題13.
ニホンジカはオスだけに角がある 。

【○】


問題14.
ニホンジカは群れを作らず単独で行動する 。

【×】
ニホンジカは群れを作って行動する


問題15.
ヌタバを形成するのは、主にイノシシである 。

【○】


問題16.
捕獲した獲物の血抜きはできるだけ早く行う 。

【○】


問題17.
わなの内部に餌を置いておくのが「はこわな」であり餌を置かないのが「囲いわな」である。

【×】
どちらもエサを置くことに関しては共通 。


問題18.
環境大臣が定めた1日あたりのイノシシの捕獲数の上限は1頭である。

【×】
制限なし


問題19.
錯誤捕獲とは、意図せずに狩猟することが禁止されている鳥獣を捕獲することである。

【○】


問題20.
狩猟を行うときには、常に狩猟免状を携帯していなければならない 。

【×】
狩猟免状の携帯は必要ない 。


問題21.
狩猟者登録の期間は、全国一律10月1日から翌年の3月31日までである 。

【×】
10月15日から翌年4月15日まで(北海道は9月15日から翌年の4月15日まで)


問題22.
狩猟者登録証の返納時には、狩猟期間中に捕獲した鳥獣の種類、場所、数(頭羽)を報告する。

【○】


問題23.
狩猟免許の有効期間は当初は約3年間、更新後は3年間である 。

【○】


問題24.
住所変更など狩猟者登録証の記載内容の変更があったときは、1か月以内に狩猟免許を受けた都道府県知事に対して届け出をしなければならない。

【×】
遅滞なく登録を受けた知事に届け出をすることが必要。


問題25.
人の往来の激しい場所に設置するわな及び網に限り、住所や氏名等を記載した標識を付けることが義務付けられている 。

【×】
ワナや網には必ず住所・氏名等を書いた標識をつけなければならない。


問題26.
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律も担当行政機関について、国では環境省、都道府県では自然環境行政または農林行政担当部局が担当している 。

【○】


問題27.
筒式イタチ捕獲器のストッパーは、メスイタチなどがかかった場合にへい死しないように、紐の途中にこぶなどを作って首を締めきらないようにするためのものである 。

【○】


問題28.
内径の最大長が12 ㎝以上のトラバサミは使用が禁止されている 。

【×】
狩猟においては全てのトラバサミの使用が禁止されている 。


問題29.
イノシシを捕獲するためにくくり罠を使用する場合は、イノシシを宙づりにできるような強力なものを使用してはいけない 。

【○】

問題30.
箱わな及びくくりわなは、ツキノワグマ及びヒグマの捕獲に使用できる。

【×】
箱わな及びくくりわなは、ツキノワグマ及びヒグマに対する使用は禁止されている 。


問題31.
公道、鳥獣保護区、休猟区はいずれも狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている。

【○】


問題32.
狩猟免許を取り消された者は、その後1年間、取り消された狩猟免許を取得するための試験を受けることができない。

【×】
取り消し後3年間、受験できない。


問題33.
狩猟免許の有効期限の最終日は9月14日である。

【○】


問題34.
猟具に付ける標識について、わな及び網には、住所や氏名等を書いた標識を付けなければならない。

【○】


問題35.
狩猟免許を受けた者は、住所地の都道府県知事に事前に狩猟者登録を行えば全国どこの都道府県でも狩猟ができる。

【×】
狩猟を行う都道府県ごとに狩猟者登録しなければならない。


問題36.
使用できる猟法は、狩猟免許の種類に応じて決められているが、一部の猟法については、鳥獣の保護繁殖等を図るために使用が禁止されている。

【○】
クマに対する箱罠やくくり罠の使用は禁止。


問題37.
わな免許を取得している者が使用できるワナは、くくりわな、箱ワナ、とらばさみである。

【×】
とらばさみの使用は禁止されている。


問題38.
狩猟免許の取得可能年齢について、第一種獣猟免許は20歳、わな猟免許は18歳、網猟免許は18歳である。

【○】


問題39.
狩猟できる期間は全国一律で、11月15日~翌年2月15日までである。

【×】
北海道を除く都府県は11月15日~翌年2月15日まで。北海道は10月1日~翌年1月31日まで。


問題40.
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律などに違反した場合は、違反の程度にかかわらず狩猟免許が取り消される 。

【×】
軽易な違反の場合には、取り消されないことがある。


問題41.
狩猟鳥の捕獲にあたっては「くくり罠」、「箱罠」を使用することができる。

【×】
「わな」は狩猟鳥の捕獲には使用できない。


問題42.
とりもちは危険性が小さい猟具であり使用できる。

【×】
とりもちを猟具として使用することはできない。


問題43.
狩猟免許の有効範囲は全国である。

【○】
全国で有効であるが、狩猟者登録は都道府県単位となる。


問題44.
狩猟免許を受けている者であっても、狩猟者登録を受けていない場合は、狩猟期間中であっても狩猟鳥獣の捕獲を行うことはできない。(許可を受けた場合を除く)

【○】


問題45.
垣やさくで囲まれた土地、または作物のある土地で鳥獣を捕獲する場合、必ずしもそ土地の占有者の承諾を得る必要はない。

【×】
土地占有者の承諾を得る必要がある。


問題46.
ツキノワグマ、イノシシ、ニホンザルは、すべて狩猟鳥獣に指定されている。

【×】
ニホンザルは非狩猟鳥獣である。


問題47.
狩猟者登録証は、登録期間満了後30日以内に公安委員会に返納しなければならない。

【×】
都道府県知事に返納しなければならない。


問題48.
狩猟免許を受けた者は、住所地の都道府県知事に事前に狩猟者登録を行えば全国どこの都道府県でも狩猟ができる。

【×】
狩猟を行う都道府県ごとに狩猟者登録しなければならない。


問題49.
ヌートリア、キツネ、ツキノワグマはすべて狩猟鳥獣である。

【○】


問題50.
シマリス、キツネ、タヌキ、アナグマ、オスイタチは全て狩猟獣である。

【○】


問題51.
ツキノワグマ、ヒグマ、キツネ、タヌキ、モモンガは全て狩猟獣である。

【×】
モモンガは非狩猟獣である。


問題52.
狩猟鳥獣は、環境大臣により定められており、現在は鳥類が28種、獣類が20種の合計48種である。

【○】


問題53.
狩猟鳥獣の指定は環境大臣が実施しており、一時的な捕獲禁止規制は環境大臣または都道府県知事が実施している。

【○】


問題54.
はこわな及びくくりわなは、ツキノワグマ及びヒグマの捕獲に使用できる。

【×】
ツキノワグマ、ヒグマに対する使用は禁止されている。


問題55.
狩猟免許の更新は、事前に更新申請書を都道府県知事に提出し、適性検査に合格した場合に更新できる。

【○】


問題56.
狩猟者登録証は、携帯する義務はあるが、提示する義務はない。

【×】
警察官、国または都道府県の担当職員、鳥獣保護管理員から提示を求められたら提示しなければならない。


問題57.
狩猟者登録証および狩猟者記章は、必ず携帯、着用しなければならない。

【○】


問題58.
環境大臣が定めたイノシシの1日当たりの捕獲数の上限は1頭である。

【×】
制限無し。


問題59.
猟区の区域については、捕獲数の制限はない。

【×】
各猟区の規定により制限がかけられている。


問題60.
網及びわなには住所や氏名等を記載した標識を付けることが義務づけられている。

【○】


問題61.
狩猟免許が取り消されたときは、狩猟者登録も抹消される。

【○】


問題62.
「はこおとしわな」は天井部が落下するが、底板の数センチメートル上にある”さん”で止まって獲物を閉じ込めるわなである。

【○】


問題63.
「くくりわな」には、引きずり型、ピラミッド型、筒式イタチ捕獲器がある。

【○】


問題64.
筒式イタチ捕獲器のストッパーは、非狩猟鳥獣であるイタチのメスなどがかかった場合に、へい死しないように紐の途中にこぶしなどを作って首を絞めきらないようにするためのものである。

【○】


問題65.
くくり罠は鹿やイノシシなどの通り道に設置しておいた針金やワイヤーロープなどで作った輪によって、鹿やイノシシの脚をくくり捕えることができる。

【○】


問題66.
箱わなは、箱の中に獣が入り込むと、内部に張られた網にからめられることにより捕獲するわなのことである。

【×】
箱わなは、入り込んだ獣が餌をくわえて引いたりすると、出入り口が遮断され獣を閉じ込めて捕獲するわなのことである。


問題67.
箱おとしの「さん」は、箱の中に獣をおびきよせるためのものである。

【×】
箱の中に入り込んだ獣を圧殺しないように、天井板が途中でストップするためのものである。


問題68.
はこおとしは、天井部が落下するが、底板の数センチメートル上にある「さん」でとまって獲物を閉じ込めるようにできている。

【○】


問題69.
一般に鳥獣は、光るものを好む習性があるので、金属製のくくりわなを使用するときには、さびや汚れをとって磨いておくようにする。

【×】
一般に鳥獣は、油のにおいのするものを避ける習性があるので、金属製のくくりわなを使用するときには油を拭き取っておくようにする。


問題70.
有害鳥獣捕獲を行うためには、捕獲しようとする鳥獣の種類や捕獲場所等に応じて、環境大臣、都道府県知事、あるいは市町村長のいずれかの許可を受けなければならない。

【○】


問題71.
鳥獣は、生態系の重要な構成要素であるので、増えれば増えるほどよい。

【×】
増えすぎても減りすぎても問題があるので、適正な密度水準が維持されるのがよい。


問題72.
結果的に禁止鳥獣を捕獲してしまった場合、止め刺しを行い埋設する。

【×】
速やかに放すか、必要に応じて関係行政機関に連絡し保護する。


問題73.
わな猟においては、万が一狩猟獣以外の獣がかかっても、すぐに放すことができるように、十分管理できる範囲で設置しなければならない。

【○】


問題74.
くくりわなは狩猟鳥獣ではない鳥獣が通る可能性の場所にはかけない。

【○】


問題75.
狩猟鳥獣は一般的に病気や寄生虫をもっていることが多いので、肉は生で食べない方が安全である。

【○】


問題76.
有害鳥獣捕獲を行うためには、捕獲しようとする鳥獣の種類や捕獲場所等に応じて、環境大臣、都道府県知事、あるいは市町村長のいずれかの許可を受けなければならない。

【○】

問題77.
錯誤捕獲してしまった場合は、速やかに放すか、必要に応じて関係行政機関に連絡し傷病鳥獣として保護する。

【○】


問題78.
北海道に生息するクマは本州以南に生息するクマより小さい。

【×】
大きい


問題79.
イタチの冬毛は白い。

【×】
1年中茶褐色である。


問題80.
ノウサギは冬に白くなるものと1年中褐色のままでいるものとがある。

【○】


問題81.
タイワンリスは主に昼間に活動する。

【○】


問題82.
ハクビシンは主に昼間に活動する。

【×】
主に夜間活動する夜行性である。


問題83.
ツキノワグマは冬眠しない。

【×】
一般的に冬眠するが、暖かい地方のツキノワグマは冬眠しない場合がある。


問題84.
ニホンジカは草食であるが、餌が欠乏すると樹皮まで食べる。

【○】


問題85.
テンは木には登らない。

【×】
木登りが巧みである。


問題86.
キツネは土中に巣をつくる。

【○】


問題87.
イタチは主に森林や山地に生息する。

【×】
主に池沼や水田等の低地に生息する。


問題88.
タイワンリスは伊豆大島や東京、神奈川の一部に生息する。

【○】


問題89.
ヌートリアは養殖したものが野生化して一部の地方に生息している。

【○】


問題90.
エキノコックスは人の健康や生命に支障を及ぼす寄生虫であり、ツキノワグマなどクマ類が媒介する。

【×】
エキノコックスはキツネ等のイヌ科に寄生する。


以上で終りです。
お疲れ様でした。

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