1 Aug 2020
この記事では、狩猟免許試験「第二種銃猟免許」に出題が想定される、
狩猟鳥獣の判別
につて学べます。
狩猟免許試験における難関の一つ!鳥獣判別。
日本国内で狩猟によって捕獲できる鳥獣の種類、いわゆる狩猟鳥獣は全部で48種。
それ以外の鳥獣はすべて狩猟対象外です。
そこで、第二種銃猟免許で出題されるのはおおむね、
・狩猟鳥獣9種
・狩猟鳥獣と誤認され易い鳥獣12種
しかも、第二種銃猟ですから獣類で出題されるのはリスとイタチのみ。
第二種銃猟免許で出題が想定される狩猟鳥獣
以下は狩猟鳥獣なので、捕獲可否と名前(種類)を解答する。
たとえば、マル(○)、コジュケイ。
コジユケイ
ヤマシギ
タシギと間違えない様に!
狩猟読本に掲載されているタシギの画像は、田んぼで餌をついばんでいる。
キジバト
首のシマ模様が特徴。
ニュウナイスズメ
二羽の画像がニュウナイスズメ。
(あくまでも狩猟読本の画像がそのまま出題される前提で)
スズメ
ヒヨドリ
ナンテンの実をくわえているのがヒヨドリ。
ムクドリ
ムクドリはいつも群れで行動している。
タイワンリス
ニホンリスと間違えないように!
ニホンリスは耳が尖っている。
シマリス
わな猟免許で出題が想定される狩猟鳥獣と誤認され易い鳥獣
ここから下は全て捕獲NG!
名前(種類)を解答する必要はなし!
バツ(×)とかダメと解答。(試験官の指示に従って)
バン
オオバン(禁鳥)と間違えないように!
オオバンは鼻の部分が白い。
アオパト
キジバトと間違い易いので要注意。
全体が薄緑色している。
ドバト
街中でよく見かけるヤツ。
コレはダメ!
モズ
”はやにえ”がそばにあればモズ。これはダメ!
ホオジロ
カシラダカ
カワラヒワ
カケス
オナガ
ツグミ
ニホンリス
イタチ(メス)
オスイタチ(狩猟鳥獣)との違いは大きさ!
メスイタチと明示されていればダメ。
「メス」と明示されていなければ、大きさで判断する。
実物大で頭胴長が15㎝~20㎝程度であればメス。
同じく、30㎝~40㎝であればオス。
イタチは雌雄同色なので大きさで判断する。
まとめ
第二種銃猟免許で出題される鳥獣判別の種類は、第一種銃猟と比べると全然少ないから、覚えるのもそれほど大変ではないですよね。
でも、出題される鳥獣の画像、本物(現物)と違って若干判りずらいものもあります。
狩猟読本に掲載されて画像、しっかり見て覚えておけば大丈夫です。
<第二種狩猟免許以外の鳥獣判別は次の記事を参考にしてください。>
出典;大日本猟友会「狩猟読本」