狩猟免許の有効期間は3年|更新を忘れると狩猟が出来ません!

この記事でお伝えする内容。

・狩猟免許の有効期限
・狩猟免許更新に伴う適性検査とは
・狩猟免許更新時の手続きと費用

管理人
管理人
この記事はこんな人におすすめ。
・狩猟免許の有効期限を知りたい人
・今年、狩猟免許の有効期限が切れる人
・狩猟免許更新にかかる費用を知りたい人

狩猟免許の有効期限(更新期間)|当初は約3年、更新後はキッチリ3年

・狩猟免許を初めて取得した年、
又は、
・狩猟免許更新した年
から数えて3年目の9月14日が有効期間の満了日となります。

<更新対象者>
・今年の9月14日で有効期間が満了する狩猟免許を所持する人
・法律に定められた欠格事由(※)のいずれにも該当しない人
となります。


・統合失調症
・そううつ病
・てんかん
・麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者
・自己の行為の是非を判別し、又はその判別に従って行動する能力がなく、又は著しく低い者

狩猟免許更新時における適性検査の内容

猟免許の更新は、住所地の自治体(都道府県知事)が主催する狩猟者講習会を受講し下記、適性検査に合格する必要があります。

適性検査は以下の事項について行われます。

1.視力
2.聴力
3.運動能力

合格基準は免許の種類によって異なります。

免許の種類 合  格  基  準

わな猟

両眼で「0.5」以上、
ただし片眼の視力が無い場合、他眼の視野が左右「150度」以上で、視力が「0.5」以上であること。
銃猟 両眼で「0.7」以上であり、且つ一眼でそれぞれ「0.3」以上であること。
ただし、一眼の視力が0.3に満たない、または視力が無い場合、他眼の視野が左右「150度」以上で視力が「0.7」以上であること。
聴力 各免許共通 10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえる聴力」を有すること。
運動能力 各免許共通 狩猟を安全に行うことに支障を及ぼす恐れのある四肢または体幹の障害がないこと。
ただし、狩猟を安全に行うことに支障を及ぼす恐れのある四肢または体幹の障害がある者については、その者の身体の状態に応じた補助手段を講ずることにより狩猟を行うことに支障を及ぼす恐れがないと認められるものであること。


・視力
検査は、「万国式試視力表」による視力で、矯正視力を含む。
眼鏡着用可

・聴力
補聴器着用可
「90デシベル」云々となっていますが、医療機器を用いた検査はありません(でした)。
今後については、わかりません。

・運動能力
膝の屈伸、両腕を上に挙げる、指の屈伸といった程度です。

狩猟免許更新に必要な手続きと費用(提出書類等 東京都の例)

第1種銃猟免許の場合)

1.狩猟免許更新申請書

2.写真
裏面に氏名及び撮影年月日を記入し、眼鏡使用者は着用時のもの。

3.現に有効な猟銃所持許可証の写し
具体的には、
・猟銃、空気銃所持許可証の住所及び氏名が確認できるページ
・並びに使用する有効な銃の種類等が確認できるページの写し
・住所等の事項を変更している場合にあっては、変更後の事項が記載されているページの写し

4.医師の診断書1通
ただし、3.の許可証の写し(原本も持参)を添付している場合、診断書は不要

5.今回更新の対象となる狩猟免状の原本

6.手数料 2,900円

必要な書類(様式)等は各都道府県の狩猟関連統括部署(主に環境課等)からダウンロードできます。

令和2年以来、新型コロナウイルスの影響でどこの都道府県でも開催日が流動的になったり、講習会を取り止め、自習形式にして適性検査のみにするとか開催の仕方が変わったところが多いようです。

今年(令和5年)、コロナウイルスも落ち着いてきたようなので従来どおりの開催形式に戻るかも知れません。

まとめ

狩猟免許更新に関する手続きの仕方は、基本的にどこの都道府県でも同じです。
ただし、手数料の納付の仕方が”現金のみ”や”証紙”だったり、微妙に違いがあるようです。
住所地の自治体窓口で細部は確認するようにしてください。

↓ クリック(タップ) ↓

更新申請書PDF版(東京都の様式)


↓ ↓ 参考記事 ↓ ↓