22 May 2020
この記事では、群馬県における
・狩猟免許試験の日程（初心者講習）
・狩猟免許更新適性検査試験の日程（経験者講習）
・狩猟免許試験の内容
について掲載しています。
狩猟を行うには、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に定められている狩猟免許を取得、且つ狩猟者登録を行わなければなりません。
狩猟免許の種類
・網猟免許
・わな猟免許
・第一種銃猟免許（ライフル銃・散弾銃）
・第二種銃猟免許（空気銃）
既に狩猟免許を所持している場合、
狩猟免許の有効期間は、狩猟免許試験を取得した日から起算して３年を経過した日の属する年の９月１４日までとなっています。
更新するためには、経験者講習を受講して適性検査に合格する必要があります。
令和７年度、群馬県における狩猟免許試験および適正検査の日程
狩猟免許を更新する方（経験者） ⇒ ＜コチラ＞
狩猟免許試験を初めて受ける方（初心者） ⇒ ＜コチラ＞
下表は令和７年４月2５日現在、群馬県ＨＰより転載。
適性検査試験の日程（経験者）
| 日程 | 時間 | 対象市町村 | 申込期限 |
|---|---|---|---|
| 6月10日 | 13時00分～17時00分 | 太田市、館林市、板倉町、明和町、千代田町、大泉町、邑楽町 | 5月27日 |
| 6月13日 | 10時00分～16時00分 | 前橋市、伊勢崎市、渋川市、榛東村、吉岡町、玉村町 | 5月30日 |
| 6月17日 | 10時00分～12時00分 | 富岡市、下仁田町、南牧村、甘楽町 | 6月3日 |
| 6月18日 | 10時00分～12時00分 | 藤岡市、上野村、神流町 | 6月4日 |
| 6月18日 | 9時00分～17時00分 | 沼田市、片品村、川場村、昭和村、みなかみ町 | 6月4日 |
| 6月21日 | 9時00分～12時00分 | 長野原町、嬬恋村、草津町、中之条町、高山村、東吾妻町 | 6月6日 |
| 6月22日 | 10時00分～12時00分、13時00分～14時30分 | 高崎市、安中市 | 6月6日 |
| 7月1日 | 13時00分～17時00分 | 桐生市、みどり市 | 6月17日 |
| 9月9日 | 10時00分～12時00分 | 県内一円 | 8月26日 |
日程については以上となりますが、狩猟免許更新に必要なものは次のとおりです。
狩猟免許更新申請時に必要な書類等と費用
（１）必要書類等
ア．狩猟免許更新申請書
「狩猟免許更新申請書」の記入例 ⇒ コチラ
イ．写真（一枚、縦 3.0cm、横 2.4cm）
ウ．猟銃・空気銃所持許可証の写し（一部）、または医師の診断書（一通）
エ．狩猟免状（原本）
狩猟免状に記載の有効期間が当年９月 14 日までの狩猟免状となります。
オ．返信用封筒
住所・氏名を記入の上、８４円切手を貼付
（２）手数料
ア．狩猟免許更新申請手数料２，９００円／１免許の種類
イ．納付方法
県の収入証紙
以上、神奈川県の例です。
引用元；「神奈川県環境農政局 緑政部自然環境保全課」
手数料の納付についても、東京都の様に現金納付のところもあります。
詳細は申請する都道府県に確認してください。
（申請できるのは、住所地のある都道府県となります。）
下表は令和７年４月2５日現在、群馬県ＨＰより転載。
狩猟免許試験の日程（初心者）
第一種銃猟・第二種銃猟
| 日程 | 開始時間 | 会場 | 申込手続期限 |
|---|---|---|---|
| 2025年7月12日 | 9時30分 | 群馬県庁 | 6月20日 |
| 2025年10月4日 | 9時30分 | 群馬県庁 | 9月12日 |
| 2025年12月13日 | 9時30分 | 群馬県庁 | 11月21日 |
網・わな猟
| 日程 | 開始時間 | 会場 | 申込手続期限 | 当日講習 |
|---|---|---|---|---|
| 6月21日 | 12時50分 | 群馬県庁 | 5月30日 | 9時30分 開始 |
| 2月14日 | 12時50分 | 群馬県庁 | 1月23日 | 9時30分 開始 |
わな猟
| 日程 | 開始時間 | 会場 | 申込手続期限 | 当日講習 |
|---|---|---|---|---|
| 8月5日 | 13時20分 | 安中市役所 松井田庁舎 |
7月14日 | 10時00分 開始 |
| 10月23日 | 13時20分 | 桐生市新里総合 センター |
10月1日 | 10時00分 開始 |
| 11月26日 | 13時20分 | 長野原町住民総合 センター |
11月4日 | 10時00分 開始 |
| 1月23日 | 13時20分 | 下仁田町役場 | 12月24日 | 10時00分 開始 |
日程については、以上となりますが狩猟免許試験の実施要領は下記の通りです。
（経験者の方はスルーしてください。）
狩猟免許試験の内容
＜1＞ 知識試験
知識試験の設問は、三肢択一式で出題されます。
出題数は全部で３０ 問、試験時間は９０分です。
※ 一部免除者は、４項についてのみ出題され、出題数は１０ 問、試験時間は３０分です。
1. 鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法令（共通）
2. 鳥獣の保護及び管理に関する知識(共通)
3. 鳥獣に関する知識(共通)
4. 猟具に関する知識(各猟具ごと)
＜２＞ 適性試験
視力、聴力、運動能力について行われます。
(眼鏡、補聴器等の着用可)
以上、知識試験と適性試験に合格しないと次の技能試験に臨めません！
＜３＞ 技能試験
狩猟免許の種類ごとに実施されます。
1. 網猟免許
猟具の判別、猟具の架設、鳥獣の判別
2. わな猟免許
猟具の判別、猟具の架設、鳥獣の判別
3. 第一種銃猟免許
点検・分解・結合、装填・姿勢・脱包、団体行動・休憩、空気銃の操作、距離の目測、鳥獣の判別
4. 第二種銃猟免許
圧縮・装填・姿勢、距離の目測、鳥獣の判別
まとめ
初心者対象の狩猟免許試験は、ほとんどの都道府県で４月～６月くらいに公開されます。
また、受験の申請もネットで申し込みできる都道府県もあります。
いずれにしても受験機会は、経験者講習（狩猟免許更新適性検査）の実施回数に比較して少ないですから申し込みそびれると次年度まで先延ばしになってしまいます！
なお、銃猟（第１種、第２種）免許の取得を目指す人で銃砲の所持許可をまだ取得されていない人は、そちら（銃砲所持許可）を先に取得しておいた方がいいです。
初心者の方は、コチラ ↓ ↓ の記事も参考にして頂けると幸いです。